◆金谷美奈子議員 (登壇)
附帯決議案第1号、議案第26号令和4年度旭川市
一般会計予算に対する
附帯決議につきまして、提案理由の説明を申し上げます。 敬称は、略させていただきます。 提出者は、
旭川市議会議員 ひ ぐ ま と し お 上 野 和 幸 金 谷 美 奈 子 以上、3名であります。議案第26号令和4年度旭川市
一般会計予算に対する
附帯決議 積極的勧奨が一時中止されていたHPVワクチンについて、令和4年4月から再開されることになり、本市においてもワクチン接種に係る予算が計上されているところであるが、HPVワクチン接種に当たっては、市民の健康を守るため、実施義務がある本市として被接種者で体調不良となった人の把握とその後の被接種者に寄り添った丁寧なフォローをすること。 以上、決議する。 以上の内容につきまして、
議員各位の御賛同をお願い申し上げ、提案説明といたします。(降壇)
○議長(
中川明雄) これより、質疑に入ります。 発言の通告がありません。御発言ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
中川明雄) 別に御発言がなければ、質疑・討論終結と認め、直ちに採決いたします。 採決は、起立により行います。 お諮りいたします。 本案については、原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。 (起立する者あり)
○議長(
中川明雄) 起立多数であります。 よって、本案は、原案どおり可決することに決定いたしました。
――――――――――――――――――――――
○議長(
中川明雄) 次に、日程第13、
附帯決議案第2号「議案第26号令和4年度旭川市
一般会計予算に対する
附帯決議について」、提出者の説明を求めます。 品田議員。
◆品田ときえ議員 (登壇)
附帯決議案第2号、議案第26号令和4年度旭川市
一般会計予算に対する
附帯決議につきまして、提案理由の説明を申し上げます。 敬称は、略させていただきます。 提出者は、
旭川市議会議員 蝦 名 やすのぶ
のむらパターソン和孝 江 川 あ や 塩 尻 英 明 髙 橋 紀 博 高 木 ひろたか 高 橋 ひでとし 菅 原 範 明 佐 藤 さ だ お 品 田 と き え 松 田 ひ ろ し 松 田 た く や 上 村 ゆ う じ 福 居 秀 雄 安 田 佳 正 高 見 一 典 白 鳥 秀 樹 宮 本 儔 え び な 信 幸 杉 山 允 孝 以上、20名であります。議案第26号令和4年度旭川市
一般会計予算に対する
附帯決議 子育て世代包括支援センター設置に伴う、
ツルハ旭川中央ビル賃借に係る
債務負担行為の期間については、今後、市民ニーズや制度改正など様々な社会変化に対応していくため、一定の期間ごとに検証と見直しを検討すること。 また、施設については、乳幼児を連れて健診や相談に訪れなければならない利用者にとって、安全性や利便性が確保された環境となるよう、子育て世代から幅広く意見を聞き、その意見を踏まえ供用開始までにできる限り改修することでエレベーターの広さや立体駐車場などの懸念材料の解消を図ること。さらに、供用開始後も利用者の声を基に、必要に応じてソフト面など柔軟に対応すること。 以上、決議する。 以上の内容につきまして、
議員各位の御賛同をお願い申し上げ、提案説明といたします。(降壇)
○議長(
中川明雄) これより、質疑に入ります。 発言の通告がありません。御発言ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
中川明雄) 別に御発言がなければ、質疑・討論終結と認め、直ちに採決いたします。 採決は、起立により行います。 お諮りいたします。 本案については、原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。 (起立する者あり)
○議長(
中川明雄) 起立多数であります。 よって、本案は、原案どおり可決することに決定いたしました。
――――――――――――――――――――――
○議長(
中川明雄) ここで、お諮りいたします。 この際、日程の順序を変更し、日程第16、議案第66号「旭川市都市機能の誘導に係る
固定資産税の不均一課税に関する条例を廃止する条例の制定について」を議題といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(
中川明雄) 御異議なしと認めます。 よって、そのように決定し、日程第16、議案第66号「旭川市都市機能の誘導に係る
固定資産税の不均一課税に関する条例を廃止する条例の制定について」を議題といたします。 本案について、提出者の説明を求めます。 小松議員。
◆小松あきら議員 (登壇) 議案第66号、旭川市都市機能の誘導に係る
固定資産税の不均一課税に関する条例を廃止する条例の制定につきまして、提案理由の説明を申し上げます。 旭川市都市機能の誘導に係る
固定資産税の不均一課税に関する条例は、この条例が求める要件を満たせば、
固定資産税が半分に減額されるというものであります。 これは、税制度の最も重要な要素である負担の公平性を大きく損ねるものであり、行政として行うべきではないことから、この条例の廃止を求めようとするものであります。 提出者は、
旭川市議会議員 小 松 あ き ら 能 登 谷 繁 賛成者は、
旭川市議会議員 ま じ ま 隆 英 石 川 厚 子 以上、4名であります。旭川市都市機能の誘導に係る
固定資産税の不均一課税に関する条例を廃止する条例 旭川市都市機能の誘導に係る
固定資産税の不均一課税に関する条例(平成30年旭川市条例第68号)は、廃止する。 以上の提案につきまして、
議員各位の賛同を求め、提案説明とさせていただきます。(降壇)
○議長(
中川明雄) これより、質疑に入ります。 発言の通告がありません。御発言ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
中川明雄) 別に御発言がなければ、質疑・討論終結と認め、直ちに採決いたします。 採決は、起立により行います。 お諮りいたします。 本案については、原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。 (起立する者あり)
○議長(
中川明雄) 起立少数であります。 よって、本案は、否決されました。
――――――――――――――――――――――
○議長(
中川明雄) 日程第7、議案第59号「市道路線の廃止について」を議題といたします。 これより、質疑に入ります。 発言の通告がありません。御発言ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
中川明雄) 別に御発言がなければ、質疑・討論終結と認め、直ちに採決いたします。 お諮りいたします。 本案については、原案どおり可決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(
中川明雄) 御異議なしと認めます。 よって、本案は、原案どおり可決することに決定いたしました。
――――――――――――――――――――――
○議長(
中川明雄) 日程第8、議案第60号「市道路線の認定について」を議題といたします。 これより、質疑に入ります。 発言の通告がありません。御発言ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
中川明雄) 別に御発言がなければ、質疑・討論終結と認め、直ちに採決いたします。 お諮りいたします。 本案については、原案どおり可決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(
中川明雄) 御異議なしと認めます。 よって、本案は、原案どおり可決することに決定いたしました。
――――――――――――――――――――――
○議長(
中川明雄) 日程第14、議案第64号「旭川市
監査委員の選任について」を議題といたします。 本案について、提出者の説明を求めます。 今津市長。
◎市長(今津寛介) 議案第64号、旭川市
監査委員の選任につきまして、提案理由を御説明申し上げます。 旭川市
監査委員田澤清一氏は、本年3月31日をもちまして任期満了となりますことから、その後任といたしまして、大鷹明氏を選任いたしたく、議会の同意を得ようとするものであります。 大鷹氏は、昭和62年3月、北海道大学大学院修士課程を修了され、平成2年に旭川市に奉職し、
社会教育部長、
市民生活部長などを歴任され、現在、観光スポーツ交流部DMO担当部長の要職にある方であります。 大鷹氏は、豊かな識見と行政経験を有しており、その職を全うされる適任者であると存じますので、何とぞ御同意賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
中川明雄) これより、質疑に入ります。 発言の通告がありません。御発言ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
中川明雄) 別に御発言がなければ、質疑・討論終結と認め、直ちに採決いたします。 お諮りいたします。 本案については、原案どおり同意することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(
中川明雄) 御異議なしと認めます。 よって、本案は、原案どおり同意することに決定いたしました。 ここで、3月31日をもって任期満了となります
監査委員田澤清一氏から御挨拶をいただくことといたします。
◎
監査委員(田澤清一) (登壇) 退任に際し、このような機会を与えていただきまして、ありがとうございます。光栄に存じます。
監査委員として4年間の任期に加えまして、40年と9か月、市役所に働かせていただきました。今日を迎えることができましたのは、ひとえに、議場にいらっしゃる議員の皆様方や、共に監査に携わった議選の
監査委員である上村議員、高花議員、もんま議員、
松田ひろし議員、福居議員、そして中川議長、さらには、識見
監査委員である坪沼委員のおかげであると心より感謝を申し上げます。 そして、支えてくれた監査事務局の面々にも深く感謝いたします。 また、市長をはじめ、理事者の方々、職員の皆さん、各団体の皆様には、忙しい中、監査に御協力をいただき、厚く御礼を申し上げます。 振り返れば、様々な思い出があります。よかった点も悪かった点もございますが、何か一つを申し上げるとほかの部分が欠けてしまいそうなので、ここでは心の中にとどめておきたいと思います。守秘義務ではございません。 今後は、一市民として、市政を取り巻く幾つもの課題に果敢に行動する市役所であるよう、市長をはじめ、理事者の方々、議員の皆様のますますの御活躍、御健闘を期待申し上げます。 「ハナニアラシノタトヘモアルゾ 『サヨナラ』ダケガ人生ダ」。唐の時代の漢詩を井伏鱒二が和訳したものです。「『サヨナラ』ダケガ人生ダ」の部分がよく知られていますが、私は、お酒をたしなむというか、酒飲みでありますので、ここに至る前のくだりのほうが心に響きます。「コノサカヅキヲ受ケテクレ ドウゾナミナミツガシテオクレ」というものです。
コロナ禍のここ2年、そういう機会はめっきり減りました。一日も早く日常が戻ることを最後に祈念いたしまして、退任に当たっての挨拶に代えさせていただきます。 お世話になりました。さようなら。(拍手)(降壇)
○議長(
中川明雄) 続いて、ただいま
監査委員に選任の同意を得ました大鷹明氏から御挨拶をいただきます。
◎観光スポーツ交流部DMO担当部長(大鷹明) (登壇) ただいま
監査委員の選任につきまして議会の同意を賜りましたことに、心から感謝申し上げます。 地方公共団体において、
監査委員の使命、役割というのは、大変大きなものがあると認識しております。私自身、もとより微力ではございますが、
監査委員の一人として、公正不偏の立場を堅持し、誠心誠意、職務に精励してまいりたいと存じます。 何とぞ、
議員各位の皆様の温かい御指導を賜りますようお願い申し上げまして、簡単ではございますが、挨拶といたします。 どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)(降壇)
――――――――――――――――――――――
○議長(
中川明雄) 日程第15、議案第65号「
人権擁護委員の推薦について」を議題といたします。 本案について、提出者の説明を求めます。 今津市長。
◎市長(今津寛介) 議案第65号、
人権擁護委員の推薦につきまして、提案理由を御説明申し上げます。
人権擁護委員奥山由紀子氏、小杉静江氏、佐伯敎道氏、髙木常光氏、谷川英俊氏、早坂逸人氏及び吉﨑隆氏は、本年9月30日をもって任期満了となりますので、その後任として、安西佐都子氏を新たに、奥山由紀子氏、佐伯敎道氏、髙木常光氏、谷川英俊氏、早坂逸人氏及び吉﨑隆氏を再度推薦いたしたく、議会の意見を求めようとするものであります。 安西佐都子氏は、平成2年3月、西日本高等和裁専門学校を卒業され、現在は有限会社小杉和裁製縫主任として活躍される傍ら、旭川市立永山南中学校PTA副会長、旭川市PTA連合会理事を歴任された方であります。 奥山由紀子氏は、平成16年9月、明星大学人文学部を卒業され、旭川市女性相談室・配偶者暴力相談支援センター女性相談員を務められ、現在は、北海道公立学校スクールカウンセラーとして、さらに、令和元年10月から
人権擁護委員として活躍されている方であります。 佐伯敎道氏は、昭和50年3月、大正大学文学部を卒業され、現在は宗教法人浄道寺の住職をされる傍ら、保護司として、さらに、平成19年10月から
人権擁護委員として活躍されている方であります。 髙木常光氏は、昭和43年3月、日本大学法学部を卒業された後、昭和49年4月に弁護士登録され、旭川弁護士会に所属、同弁護士会会長を務められ、現在も弁護士として、さらに、平成19年7月から
人権擁護委員として活躍されている方でございます。 谷川英俊氏は、昭和47年3月、北海道教育大学旭川分校を卒業された後、教職に就かれ、旭川市立江丹別小中学校校長、旭川市立春光小学校校長などを歴任され、また、昭和63年7月から平成17年3月まで
人権擁護委員を務められ、さらに、平成22年10月からも同委員として活躍されている方であります。 早坂逸人氏は、昭和53年3月、北海道教育大学旭川分校を卒業された後、教職に就かれ、旭川市立末広小学校校長、旭川市立西御料地小学校校長などを歴任され、現在は、旭川市立凌雲小学校学習指導員をされる傍ら、保護司として、さらに、令和元年10月から
人権擁護委員として活躍されている方でございます。 吉﨑隆氏は、昭和53年3月、北海道教育大学旭川分校を卒業された後、教職に就かれ、旭川市立神楽岡小学校校長、旭川市立知新小学校校長などを歴任され、現在は、旭川市PTA連合会事務局長をされる傍ら、保護司として、さらに、令和元年10月から
人権擁護委員として活躍されている方でございます。 ただいま申し上げました7名の方々は、人格、識見ともに優れ、また、人権の擁護に深い理解と関心をお持ちで、
人権擁護委員として適任であると考えますので、何とぞ御賛同賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
中川明雄) これより、質疑に入ります。 発言の通告がありません。御発言ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
中川明雄) 別に御発言がなければ、質疑・討論終結と認め、直ちに採決いたします。 お諮りいたします。 本案については、原案どおり可と答申することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(
中川明雄) 御異議なしと認めます。 よって、本案は、原案どおり可と答申することに決定いたしました。
――――――――――――――――――――――
○議長(
中川明雄) 日程第17、議案第67号「議員の
行政調査派遣について」を議題といたします。 本案につきましては、本市議会として、積極的な政策立案を目的として他都市の先進事例を調査するため、議員を派遣しようとするものであります。 ここで、お諮りいたします。 本案についての提出者の説明並びに質疑・討論は、議事進行上、この場合省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(
中川明雄) 御異議なしと認めます。 よって、そのように決定し、直ちに採決いたします。 お諮りいたします。 本案については、原案どおり可決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(
中川明雄) 御異議なしと認めます。 よって、本案は、原案どおり可決することに決定いたしました。
――――――――――――――――――――――
○議長(
中川明雄) 日程第18「請願・
陳情議案の閉会中
継続審査付託について」を議題といたします。 本案は、お手元に御配付申し上げております
議事日程第18付表のとおり、総務、
経済文教、
建設公営企業各常任委員会委員長及び議会運営委員会委員長から閉会中の継続審査に付されたいとの申出があります。 お諮りいたします。 本案については、各委員長の申出どおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(
中川明雄) 御異議なしと認めます。 よって、本案は、各委員長の申出どおり、閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。
――――――――――――――――――――――
○議長(
中川明雄) 日程第19、
意見書案第1号「
在日米軍における
新型コロナウイルス感染症防止対策の見直しと強化を求める意見書について」を議題といたします。 本案について、提出者の説明を求めます。 石川議員。
◆石川厚子議員(登壇)
意見書案第1号、
在日米軍における
新型コロナウイルス感染症防止対策の見直しと強化を求める意見書につきまして、提案理由の説明を申し上げます。 提出者は、
旭川市議会議員 ま じ ま 隆 英 石 川 厚 子 小 松 あ き ら 能 登 谷 繁 以上、4名であります。
在日米軍における
新型コロナウイルス感染症防止対策の見直しと強化を求める意見書 我が国には、日米安全保障条約に基づく日米地位協定により、30都道府県に130を超える米軍施設がある。北海道には米軍専用施設である千歳の通信施設を含め、18施設が存在し、面積では全国第一位である。沖縄の基地負担の軽減を名目にして移転訓練が実施されている矢臼別演習場では、実弾射撃訓練が繰り広げられ、昨年、初めてオスプレイが参加して訓練が実施された。 全国知事会は平成30年と令和2年に「米軍基地負担に関する提言」を決議し、国に対し提言した。令和2年の提言では、「
在日米軍における
新型コロナウイルス感染症防止対策については、日米両国の責任において、引き続き徹底の強化」を図ることを求めていた。しかし、
新型コロナウイルス感染症のオミクロン株が全国に先駆けて感染が急拡大した沖縄県や山口県では、林芳正外務大臣が「
在日米軍での感染状況が周辺自治体における感染拡大の要因の一つである可能性は否定できない」と述べているように、米軍基地が感染拡大の引き金になった可能性が指摘されている。 よって、国においては、対等・平等の日米両国の関係を築き、国民の生命・財産と人権を守るため、
在日米軍における
新型コロナウイルス感染症防止対策の見直しと強化を行うよう強く要望する。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 以上の内容につきまして、
議員各位の御賛同をお願い申し上げ、提案説明といたします。(降壇)
○議長(
中川明雄) これより、質疑に入ります。 発言の通告がありません。御発言ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
中川明雄) 別に御発言がなければ、質疑・討論終結と認め、直ちに採決いたします。 採決は、起立により行います。 お諮りいたします。 本案については、原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。 (起立する者あり)
○議長(
中川明雄) 起立多数であります。 よって、本案は、原案どおり可決することに決定いたしました。
――――――――――――――――――――――
○議長(
中川明雄) 日程第20、
意見書案第2号「
ケア労働者の賃上げと
職員配置基準の見直しを求める意見書について」を議題といたします。 本案について、提出者の説明を求めます。 まじま議員。
◆まじま隆英議員 (登壇)
意見書案第2号、
ケア労働者の賃上げと
職員配置基準の見直しを求める意見書につきまして、提案理由の説明を申し上げます。 提出者は、
旭川市議会議員 敬称は略しますが、 ま じ ま 隆 英 石 川 厚 子 小 松 あ き ら 能 登 谷 繁 以上、4名であります。
ケア労働者の賃上げと
職員配置基準の見直しを求める意見書 医療、介護、障害福祉、保育など、公定価格で規定される
ケア労働者等の強い要望に押された政府は、保育士等・幼稚園教諭、介護・障害福祉職員を対象に収入を3パーセント程度(月額9,000円)、コロナ医療など一定の役割を担う医療機関に勤務する看護師を対象に収入を1パーセント程度(月額4,000円)の引上げに対する補助を本年2月から9月までの期間で実施することを決定した。
ケア労働者は、
コロナ禍の中で自らの健康と生活をなげうって、国民の命と暮らしを守るために厳しい環境の中で奮闘している。しかし、使命感・責任感だけでは支えきれなくなり、退職者が続出し、深刻な事態に陥っている職場もある。 また、ケア職場の共通する願いは、人手不足の解消である。低すぎる
職員配置基準の改善、医師、看護師・保健師の大幅増員によるコロナ感染の再拡大への備え、新たな感染症への備えが欠かせない。また、医療、介護、福祉の職場では、1人夜勤・長時間労働が今も続いている。患者や利用者に十分なケアが行えないばかりか、安全が担保できない不安が常に付きまとう状態である。 よって、政府においては、ケア職場で働く全ての労働者の賃金を全産業平均並みまで大幅に引き上げると同時に、
職員配置基準を抜本的に見直し、職員が安心して働き続けられるように改善することを強く要望する。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 以上の内容につきまして、
議員各位の御賛同をお願い申し上げ、提案説明といたします。(降壇)
○議長(
中川明雄) これより、質疑に入ります。 発言の通告がありません。御発言ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
中川明雄) 別に御発言がなければ、質疑・討論終結と認め、直ちに採決いたします。 採決は、起立により行います。 お諮りいたします。 本案については、原案どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。 (起立する者あり)
○議長(
中川明雄) 起立多数であります。 よって、本案は、原案どおり可決することに決定いたしました。
――――――――――――――――――――――
○議長(
中川明雄) 日程第21、
意見書案第3号「子どもを産むための
環境整備を求める意見書について」を議題といたします。 本案について、提出者の説明を求めます。 菅原議員。
◆菅原範明議員 (登壇)
意見書案第3号、子どもを産むための
環境整備を求める意見書につきまして、提案理由の説明を申し上げます。 提出者は、
旭川市議会議員 敬称は略させていただきます。 蝦 名 やすのぶ
のむらパターソン和孝 江 川 あ や 塩 尻 英 明 髙 橋 紀 博 高 木 ひろたか 中 野 ひろゆき 高 橋 ひでとし 菅 原 範 明 佐 藤 さ だ お 品 田 と き え 松 田 ひ ろ し 高 花 え い こ も ん ま 節 子 松 田 た く や 上 村 ゆ う じ 福 居 秀 雄 安 田 佳 正 高 見 一 典 白 鳥 秀 樹 中 村 のりゆき 室 井 安 雄 宮 本 儔 え び な 信 幸 杉 山 允 孝 以上、25名であります。子どもを産むための
環境整備を求める意見書 少子化が叫ばれる中、不妊治療に健康保険が適用されるなど、より子どもを望みやすい環境を整えようとする動きがある。少子化の要因は、出産適齢期の社会人の低所得、高額な教育費など社会的環境が挙げられるが、正常分娩には健康保険が適用されず自由診療となり、出産費用が多額となることも挙げられる。 本市においては、妊婦健診費用など多くの費用を助成しているところだが、これらの費用に健康保険が適用されることで、出産費用の負担が軽減されることとなる。 また、本市では、これまで上川中部二次医療圏を支える中核市として、高度医療提供下での出産や助産所での出産、助産師の下での自宅出産など女性が選ぶことができる環境が整っていた。しかし現在、連携医療機関を確保できないことにより、助産所での出産ができない状況となっている。公益社団法人日本助産師会によると、分娩を取り扱う助産所は全国に78施設あるが、連携医療機関を確保できないことなどにより全国的に減少し課題となっている。 どのようなお産を行うかは女性の自己決定権である。ポジティブな出産体験は産後うつを減少させるという欧米での研究結果もあり、
コロナ禍で不安が多く孤立しがちな現在は特に制度などの充実が必要なときである。また、産前産後のケアを同一の助産師が行うことでお産の満足度が上がるというデータもあり、ポジティブな出産体験はポジティブな子育てや次子の妊娠へもつながる。 よって、政府においては、次の措置を講ずるよう強く求める。1 妊婦健診等への健康保険適用を検討すること。2 多様なお産ができる環境を守るために制度を整えること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 以上の内容につきまして、
議員各位の御賛同をお願い申し上げ、提案説明とさせていただきます。(降壇)
○議長(
中川明雄) これより、質疑に入ります。 発言の通告がありません。御発言ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
中川明雄) 別に御発言がなければ、質疑・討論終結と認め、直ちに採決いたします。 お諮りいたします。 本案については、原案どおり可決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(
中川明雄) 御異議なしと認めます。 よって、本案は、原案どおり可決することに決定いたしました。
――――――――――――――――――――――
○議長(
中川明雄) 日程第22、
意見書案第4号「家庭用品に含まれる香料による
健康被害の
実態解明等を求める意見書について」を議題といたします。 本案について、提出者の説明を求めます。
江川議員。
◆
江川あや議員 (登壇)
意見書案第4号、家庭用品に含まれる香料による
健康被害の
実態解明等を求める意見書につきまして、提案理由の説明を申し上げます。 提出者は、
旭川市議会議員 のむらパターソン和孝 江 川 あ や 塩 尻 英 明 髙 橋 紀 博 高 木 ひろたか 品 田 と き え 松 田 ひ ろ し 高 見 一 典 白 鳥 秀 樹 以上、9名であります。家庭用品に含まれる香料による
健康被害の
実態解明等を求める意見書 近年、家庭で使用する柔軟仕上げ剤を始めとした合成洗剤、消臭剤等に含まれる人工香料によって、頭痛、めまい、呼吸障害等の体調不良を訴える人が増加している。香害をなくす連絡会が2020年に行ったアンケート調査では、人工香料によって具合が悪くなったと訴える人が全国に7,000人以上いることが明らかとなり、
健康被害が少数の方の問題であるとは言い難い。また、香りを持続させるため、香料の入ったマイクロカプセルが空気中に弾け飛ぶ構造が用いられているが、それにより使用者以外に移香するとされ、香害の言葉で表現される新たな環境汚染として認識されており、毎月第1土曜日に「#香害は公害」ツイッターデモも行われている。 こうした中、2021年8月には消費者庁、文部科学省、厚生労働省、経済産業省、環境省が5省庁連名で香害に関するポスターを作成するなど、少しずつ取組は進んでいる。 しかしながら、この問題の根幹は、香料による
健康被害の実態解明が進んでいないこと、また、抗菌作用を有する香料やその他の香料をエチケットとして自らが使用する中で、香料が
健康被害につながることについての理解が、社会全体として進んでいないことにある。 よって、政府においては、消費者の健康で安全な暮らしに資するよう、香料成分の安全性や香料による
健康被害の状況について実態調査を行うとともに、香料が
健康被害につながることについての理解促進に関わる取組の継続や相談窓口の設置等、更なる実効性のある施策を講ずるよう要望する。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 以上の内容につきまして、
議員各位の御賛同をお願い申し上げ、提案説明といたします。(降壇)
○議長(
中川明雄) これより、質疑に入ります。 発言の通告がありません。御発言ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
中川明雄) 別に御発言がなければ、質疑・討論終結と認め、直ちに採決いたします。 お諮りいたします。 本案については、原案どおり可決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(
中川明雄) 御異議なしと認めます。 よって、本案は、原案どおり可決することに決定いたしました。
――――――――――――――――――――――
○議長(
中川明雄) 日程第23、
意見書案第5号「
コロナ禍における
農畜産物の
消費拡大策の強化を求める意見書について」を議題といたします。 本案について、提出者の説明を求めます。 のむらパターソン議員。
◆
のむらパターソン和孝議員 (登壇)
意見書案第5号、
コロナ禍における
農畜産物の
消費拡大策の強化を求める意見書につきまして、提案理由の説明を申し上げます。 敬称は略させていただきます。 提出者は、
旭川市議会議員 のむらパターソン和孝 江 川 あ や 塩 尻 英 明 髙 橋 紀 博 高 木 ひろたか 品 田 と き え 松 田 ひ ろ し 高 見 一 典 白 鳥 秀 樹 以上、9名であります。
コロナ禍における
農畜産物の
消費拡大策の強化を求める意見書 昨年10月以降、新型コロナウイルスの感染者数が減少傾向で推移し、各種イベントへの入場者数の制限緩和や外食産業等への時短営業要請の解除などにより経済活動が活発化し、
農畜産物の需要回復、消費拡大に大きな期待が寄せられていた。しかし、昨年末の南アフリカでの変異株の初確認以降、欧州や米国などで感染が急速に拡大し、我が国においても1月に入り、これまでの増加スピードを大幅に上回る勢いで感染者が確認されている。 このことにより、出入国規制や移動自粛など感染対策が再び強化され、インバウンド需要の落ち込みや飲食店利用者の減少など、地域経済への打撃は深刻さを増すとともに、先の見えない
コロナ禍によって、観光業や飲食業などの低迷が長期化する懸念があり、今後も地域経済への影響が危惧される。 こうした中、農業においては、昨年の農作物の作柄が全般的に豊作基調となったものの、長引く
コロナ禍の影響から大量の在庫を抱える状況に陥っている。とりわけ、米をめぐっては、人口減少による消費減退と
コロナ禍による中食・外食需要の大幅な減少に加え、2021年産米が主産地で豊作となったことから、滞留在庫が深刻化するとともに価格が著しく低下し、農家経営は大きな影響を受けている。 よって、政府においては、地方自治体が行う地域経済を活性化する事業に対する予算を十分に措置することはもとより、農業者が安心して営農を継続できるよう、米や乳製品、砂糖などの
農畜産物の需要喚起、
消費拡大策を強化するよう強く求める。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 以上の内容につきまして、
議員各位の御賛同をお願い申し上げ、提案説明といたします。(降壇)
○議長(
中川明雄) これより、質疑に入ります。 発言の通告がありません。御発言ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
中川明雄) 別に御発言がなければ、質疑・討論終結と認め、直ちに採決いたします。 お諮りいたします。 本案については、原案どおり可決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(
中川明雄) 御異議なしと認めます。 よって、本案は、原案どおり可決することに決定いたしました。
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○議長(
中川明雄) 日程第24、
意見書案第6号「水田活用の直接
支払交付金の見直しに関する意見書について」を議題といたします。 本案について、提出者の説明を求めます。 髙橋紀博議員。
◆髙橋紀博議員 (登壇)
意見書案第6号、水田活用の直接
支払交付金の見直しに関する意見書につきまして、提案理由の説明を申し上げます。 提出者は、
旭川市議会議員 敬称は略します。
のむらパターソン和孝 江 川 あ や 塩 尻 英 明 髙 橋 紀 博 高 木 ひろたか ま じ ま 隆 英 石 川 厚 子 品 田 と き え 松 田 ひ ろ し 小 松 あ き ら 能 登 谷 繁 高 見 一 典 白 鳥 秀 樹 以上、13名であります。水田活用の直接
支払交付金の見直しに関する意見書 昨年11月末に農林水産省が示した「水田活用の直接
支払交付金の見直し」をめぐっては、生産現場に大きな混乱が生じている。 北海道では国の減反政策の下で主食用米からの作付け転換に協力してきた経過があり、既に長年水稲を作付けしていない農地も数多く存在するため、当該見直しは各生産現場に甚大な影響を及ぼすおそれがある。 また、今後5年間の中で地域が将来あるべき姿を市町村内で議論していく必要があるが、その過程で生じた課題等については、生産現場の実態を考慮した対応を図る必要がある。 よって、政府においては、農業者が安心して営農を継続できるよう、次の措置を講じることを強く求める。1 当該交付金については、食料自給率の向上や特色ある産地形成などに寄与していることから、今後も必要な予算を確保すること。2 地域によっては、振興作物や農業用水の供給量、基盤整備の進捗状況などが大きく異なることから、生産現場の実態を考慮したきめ細かな対応を図ること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 以上の内容につきまして、
議員各位の御賛同をお願い申し上げ、提案説明といたします。(降壇)
○議長(
中川明雄) これより、質疑に入ります。 発言の通告がありません。御発言ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
中川明雄) 別に御発言がなければ、質疑・討論終結と認め、直ちに採決いたします。 お諮りいたします。 本案については、原案どおり可決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(
中川明雄) 御異議なしと認めます。 よって、本案は、原案どおり可決することに決定いたしました。
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○議長(
中川明雄) 日程第25、
意見書案第7号「
介護職員の処遇改善に関する手続の簡素化と対象職種の拡大を求める意見書について」を議題といたします。 本案について、提出者の説明を求めます。 高花議員。
◆高花えいこ議員 (登壇)
意見書案第7号、
介護職員の処遇改善に関する手続の簡素化と対象職種の拡大を求める意見書につきまして、提案理由の説明を申し上げます。 提出者は、
旭川市議会議員 敬称は略します。 中 野 ひろゆき 高 花 え い こ も ん ま 節 子 中 村 のりゆき 室 井 安 雄 以上、5名であります。
介護職員の処遇改善に関する手続の簡素化と対象職種の拡大を求める意見書 近年の少子高齢化の進展により、介護が必要な高齢者が増加する一方で、各介護の現場では、
介護職員の確保に大変苦慮している状況である。また、
コロナ禍での介護サービスの継続も含め、
介護職員のエッセンシャルワーカーとしての役割がますます重要となっており、その処遇の改善が求められている。 令和3年11月19日に閣議決定された「コロナ克服・新時代開拓のための経済対策」において、賃上げ効果が継続される取組を行うことを前提として、収入を3パーセント程度(月額9,000円)引上げるための措置を実施することが決定し、令和4年10月以降については臨時の報酬改定を行い所要の措置が講じられることになっている。 よって、政府においては、この
介護職員の処遇改善について、今回の臨時の報酬改定とともに、原則3年ごとに行う公定価格の改定も含め、制度の簡素化や介護報酬の運用について事業所ごとの柔軟な対応を進め、地域の介護サービスを持続可能なものとするために、次の事項に対して特段の措置を講ずるよう要望する。1 令和4年10月以降の臨時の報酬改定における新たな加算については、現行の「
介護職員処遇改善加算」及び「
介護職員等特定処遇改善加算」の統合を含めた一本化を検討するなど、事務手続の簡素化に最大限努めること。2 「
介護職員等特定処遇改善加算」の配分方法については、その対象に事務職員も含めるなど、法人や事業所が実情に応じて柔軟な判断を行いながら、弾力的な運用が可能となるよう所要の措置を講じること。3 原則3年ごとに行う公定価格の見直しにおいては、現行の「
介護職員処遇改善加算」及び「
介護職員等特定処遇改善加算」との整合性を踏まえた上で、各
介護職員の勤続年数と施設内でのキャリア検定制度などを組み合せた人件費をベースとする事業所ごとの介護報酬総額を算定する方式に変更するなど、介護報酬申請手続の簡素化と、人材確保に対する事業者の裁量権の拡大に向け検討すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 以上の内容につきまして、
議員各位の御賛同をお願い申し上げ、提案説明といたします。(降壇)
○議長(
中川明雄) これより、質疑に入ります。 発言の通告がありません。御発言ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
中川明雄) 別に御発言がなければ、質疑・討論終結と認め、直ちに採決いたします。 お諮りいたします。 本案については、原案どおり可決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(
中川明雄) 御異議なしと認めます。 よって、本案は、原案どおり可決することに決定いたしました。
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○議長(
中川明雄) 日程第26、
意見書案第8号「
地方創生と
感染症対策に資する
デジタル化の推進を求める意見書について」を議題といたします。 本案について、提出者の説明を求めます。 中野議員。
◆中野ひろゆき議員 (登壇)
意見書案第8号、
地方創生と
感染症対策に資する
デジタル化の推進を求める意見書につきまして、提案理由の説明を申し上げます。 提出者は、
旭川市議会議員 以下、敬称は略させていただきます。 中 野 ひろゆき 高 花 え い こ も ん ま 節 子 中 村 のりゆき 室 井 安 雄 以上、5名であります。
地方創生と
感染症対策に資する
デジタル化の推進を求める意見書 少子高齢化や人口減少の進展により、あらゆる現場で人手不足や後継者不足が叫ばれる中で、新しい地域社会の構築は地方自治体にとって喫緊の課題となっている。また今後は、
新型コロナウイルス感染症などのまんえんを防ぐ上で、人と人との直接的な接触を低減させることが必要となり、働き方や教育、医療や福祉といった、日常生活の現場の変容が求められている。 そして今、政府の「デジタル田園都市国家構想」を始め、社会の
デジタル化への流れが加速する中で、「誰一人取り残されないデジタル社会」の実現を目指して、地域の課題解決に資する
デジタル化を、適切かつ迅速に推進し、全ての住民がその恩恵を享受できる社会を構築する時代が到来した。 よって、政府においては、個人情報を厳格に保護した上で、子どもたちの学びの継続、医療への適時適切なアクセス、新しい分散型社会の構築、持続可能な地域の医療と介護、地域住民の安全で安心な移動など、特に
地方創生と
感染症対策に資する
デジタル化の推進について次の措置を講ずるよう強く求める。1 全ての地域で、感染症の拡大防止や不登校児童生徒への柔軟な対応など、誰もがどこでも安心して学びが継続できるよう、リモート授業を可能にするための通信環境等の整備、デジタル教材や通信料の無償化など、各家庭の状況に配慮した対応ができるよう、所要の措置を講じること。2 地域の新しい兼業農家やデジタル人材の確保に向け、「転職なき移住」を実現するためのテレワークの拡大や、サテライトオフィスの整備等に対する補助金等の拡充や税制面での優遇、さらに移住者への住宅取得支援や通信料金の軽減など、分散型社会の構築への総合的な取組を強化すること。3 政府が平成29年から全国18か所で実施してきた中山間地域における生活の足の確保等のため、道の駅等を拠点とした自動運転サービス実証実験で得られた技術面やビジネスモデル等に関する結果を踏まえ、各地域への実装配備が進められるよう、導入要件の検討や補助事業の創設などに取り組むこと。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 以上の内容につきまして、
議員各位の御賛同をお願い申し上げ、提案説明といたします。(降壇)
○議長(
中川明雄) これより、質疑に入ります。 発言の通告がありません。御発言ありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(
中川明雄) 別に御発言がなければ、質疑・討論終結と認め、直ちに採決いたします。 お諮りいたします。 本案については、原案どおり可決することに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(
中川明雄) 御異議なしと認めます。 よって、本案は、原案どおり可決することに決定いたしました。
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○議長(
中川明雄) 以上で、今定例会に付議された案件は、全て終了いたしました。 第1回定例会は、これをもって閉会いたします。
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